妊婦時代のお友達の間で話題だった、妊婦さん&赤ちゃんを育てているママにぜひ読んで欲しいマンガ「コウノドリ」をご紹介。
読みながら号泣してしまいますが、読んだ後、自分の赤ちゃんがすごく大切に思えます。
育児に疲れたな……と思った方もぜひ、気分転換を兼ねて読んでみてくださいね。
コミックなので、気軽に読めます。
産婦人科が舞台
主人公はジャズピアニストとしての顔ももつ、産婦人科医。
妊娠、出産にともなう様々なエピソードがマンガになっています。
ドラマ版「コウノドリ」については、「ドラマ版「コウノドリ」ママ的感想」のページからどうぞ。
コウノドリ1巻の内容
- 受け入れ拒否
検診を一度も受けていない野良妊婦のストーリー。 - 切迫流産
切迫流産から早産になり、障害が残るかもしれない赤ちゃんをあきらめるかどうか悩む夫婦の話 - 淋病
ダンナさんが淋病に。奥さんの妊婦さんも淋病の検査を受けることになったのですが…。夫婦のドタバタ話 - オンコール
問題のないお産には産科医はいらない。でも、いざとなったら……
コウノドリ1巻を読んで考えたこと色々
すごく良く描かれているので、どのストーリーも深く考えさせられます。
3人ほど産んで、行政にも関わって、医療関係者でもある立場から考えたことなどをまとめてみます。
受け入れ拒否
実は二人目を出産したとき、隣のベッドの方が、まさに「野良妊婦」さんでした。
出産が終わった後で、ソーシャルワーカーさんが母子手帳をもらってきたくらい。
NICUもある病院だったので、受け入れ可能だったんだと思いますが、ご本人に接した感じだと、全く悪びれることなく、生まれた赤ちゃんもとっても可愛がっていました。
でも、結婚はする気がなくて、はじめから母子家庭なんだそうです。
マンガの中では「チケットがあれば検診は無料」というところがありましたが、特に都市部で、ほとんどの病院では無料にはなりませんよね。
検診費用、結構かかったなぁ。出産費用もかなり足が出たし。
ただ、マンガの中で野良妊婦さんが言った「知らなかった」という言葉は重いと思います。
どんなに良い制度を作っても、必要な人に届かなければ意味がない。
どうやって届けていくのか、難しい問題です。
切迫流産
私も切迫早産で一ヶ月半入院していましたし、同室で仲良くなった妊婦さんには切迫流産で破水してしまっていた方もいました(彼女は、無事に出産されました)。
「まさか」とか「なんで??」というのが、頭を駆け巡りますよね。
でも母は強しです。赤ちゃんのためなら、24時間点滴につながれたままで、腕の血管が穴だらけになって、血管がボロボロになっちゃって針を刺す場所がなくなっても、赤ちゃんのためならなんとかがんばれるものです。
淋病
ようやくちょっとクスっとできるお話。
若い頃にやんちゃをした人は、しっかり検査しておかないといけません。
オンコール
一人目のときは胎盤が癒着して1リットルほど出血したり、会陰の傷の縫合をしてもらったりと、産科医さんにはお世話になりました。
二人目三人目は、順調に進んではいましたが、最後の出産のときはしっかりドクターが立ち会ってくれて安心だったなー。
でもやっぱり、助産師さんに一番お世話になりましたけれど(笑)
「コウノドリ1巻」を読む
もちろん紙の本もいいのですが、妊婦さん&育児中のママには、ぜひ電子書籍にチャレンジすることをおすすめします。
妊婦さんは、横になっていても、スマホが防水ならお風呂でも読めますし、育児中のママはちょっとした空き時間に読めるので、スマホで読める電子書籍は本当に便利。
私は図書館で借りた本以外は、最近全部電子書籍で読むようになってしまいました。
電子書籍といわれると、専用端末が必要で面倒くさい気がしますが、電子貸本Renta!なら、お持ちのスマホで、何もインストールすることなく、ブラウザから読めますよ。
2巻の紹介&感想は「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」2巻を読んで考えたこと」からどうぞ。
その他のコミック版「コウノドリ」については、「コウノドリを読んで考えたことシリーズ」からどうぞ。