「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」1巻を読んで考えたこと」に引き続き、2巻も読んでみました。
今回も、読みながら号泣してしまいますが、読んだ後、自分の赤ちゃんがすごく大切に思えます。
育児に疲れたな……と思った方もぜひ、気分転換を兼ねて読んでみてくださいね。
コミックなので、気軽に読めます。
2巻は問題のある妊婦が多め
今回は、未成年の妊娠、喫煙妊婦など問題を抱えた妊婦さんのお話もある一方、大切に大切にしているのに、生きられない障害を持ってしまった赤ちゃんのお話も。
コウノドリ2巻の内容
- 未成年妊娠
妊娠してしまった高校生。人工妊娠中絶を選択したのだけれど……。 - 無脳症
お腹の赤ちゃんが無脳症という重篤な障害を持っていることがわかった夫婦の苦悩 - 被膜児
こうのとり先生が研修医だったころの話 - 喫煙妊婦(前編)
妊娠してもたばこをやめられない妊婦の話。
コウノドリ2巻を読んで考えたこと色々
相変わらず現実に近くて、深く考えさせられました。
あまりに深いので、色々思うことが多すぎて、またもや語ってしまいました。
お時間がある方は、よろしければおつきあいください。
未成年妊娠
妊婦の親の立場になってみれば、娘に幸せになってもらうためには中絶もやむを得ないという両親の気持ちもわかりますし、お腹の中の赤ちゃんが愛おしい妊婦高校生の気持ちもよくわかります。
とても辛い状況だと思いますが、どうか赤ちゃんの命を大切にしてあげて欲しいな……というのが正直なところです。
赤ちゃんを産んでみて思うのは、お腹の中にいたときは自分の一部だと思っていたものが、外に出てきたとたん別の人間なんだと再確認させられること。
赤ちゃんの命は赤ちゃんのものです。
望まない妊娠をしてしまった妊婦さんを助けたいと思っている人は沢山います。育てられないのなら、生まれてすぐ引き取ってくれる団体もあります。どうか命をつないで欲しいです。
難しい問題ですが、本来一番大切なのは「望まないタイミングで妊娠しないようにする知識と勇気」だと思います。
教育も社会的な雰囲気も、もっと良い方向になっていって欲しいですね。
無脳症
生まれてくれば必ず亡くなってしまう重篤な障害「無脳症」。
お腹の中では胎動もあって、元気に生きているのに、人工流産させるしかない症例です。
私も、第一子の前に流産経験があるのですが、お腹の子に何かあったとき、唯一支えになれるのはパパだけです。
同じようにお腹の子の親であるパパの言葉だけが、響きます。
どんなに慰めてもらっても、他人とは分かち合えない痛みです。
どうか、パパも一緒につらさ、悲しみを共有してください。
それだけで、妊婦さんは救われます。
喫煙妊婦
たばこを吸うことでお腹の中の赤ちゃんにリスクがあるのは事実です。
生まれた後も、小さな子どもにはたばこの煙は深刻な害をもたらします。
どうか、パパも一緒に禁煙をしてください。
ベランダで吸っても、換気扇の下で吸ってもダメです。
吸い終わった後の、吐く息にも有害物質は残っています。洋服にもしっかりついています。
赤ちゃんのためにも、自分の健康のためにも、禁煙しましょうね。
「コウノドリ2巻」を読む
もちろん紙の本もいいのですが、妊婦さん&育児中のママには、ぜひ電子書籍にチャレンジすることをおすすめします。
妊婦さんは、横になっていても、スマホが防水ならお風呂でも読めますし、育児中のママはちょっとした空き時間に読めるので、スマホで読める電子書籍は本当に便利。
私は図書館で借りた本以外は、最近全部電子書籍で読むようになってしまいました。
電子書籍といわれると、専用端末が必要で面倒くさい気がしますが、電子貸本Renta!なら、お持ちのスマホで、何もインストールすることなく、ブラウザから読めますよ。
その他の巻については「コウノドリ」を読んで考えたことシリーズのページからどうぞ。