赤ちゃんにプレゼントする一番最初の絵本って、悩みますよね。
ママが読み聞かせをするのなら、ママが好きなお話が一番。
でも、赤ちゃんと一緒に眺める絵本は、赤ちゃんが興味を持ってくれるものを選びたいところ。
我が家の子どもたちが生後一ヶ月から興味を示した、不思議な絵本をご紹介します。
TANA HOBAN「White on Black」&「Black on White」
「White on Black」は、黒い背景に白いシルエットが描かれた絵本。
「Black on White」は、白い背景に黒いシルエットが描かれた絵本です。
文字情報は一切なし。
ただ、淡々とシルエットが1ページに1種類だけ描かれている絵のみの本です。
視力がまだ発達していない赤ちゃんは、コントラストでものを判別します。
白と黒の二色は、一番強いコントラスト。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、認識しやすい色の組み合わせです。
赤ちゃんが認識しやすいように、大きくシルエットが描かれているのも特徴です。
生後間もない赤ちゃんでもぼんやりと形が判別できるため、興味を示しやすい絵本になっています。
我が家でも、生後一ヶ月すぎくらいからときどき見せていたら、じーっと見つめていることが増えて行きました。
3,4歳になってもシルエット当て遊びとして読み続けられますし、モノクロでタイトルも英語なのでインテリアとしても素敵に飾っておけます。
「White on Black」
黒い背景の上に、1ページにひとつ白いシルエットが描かれています。
内容は、哺乳瓶、木馬、ヨット、あひるのおもちゃ、ボタン、ネックレス、鳥、花、りんご、バナナ。
表紙はくまのぬいぐるみで、裏表紙はピエロのマスコット。
赤ちゃんになじみのあるアイテムが多いので、おしゃべりが出来るようになれば「これは何かな?」とクイズ遊びも出来ます。
「Black on White」
白い背景の上に、1ページにひとつ黒いシルエットが描かれています。
シンプルなものから、繊細な切り絵のような絵まで様々。
内容は、スタイ、スプーン&フォーク、ちょうちょ、カエデの葉、ぞう、バケツ、メガネ、クッキー、鍵束、人形。
表紙は魚で、裏表紙に汽車が描かれています。
どうやって読み聞かせる?
文章が一切なく、シルエットのみのこの本。
最初はどう読み聞かせたものかと悩みましたが、赤ちゃんが興味をしめしたら「あ、哺乳瓶だね~。○○ちゃんがいつもミルク飲んでるやつだよ」など、シルエットのアイテムを中心に雑談してあげるだけで充分。
赤ちゃんに見せる時の距離は、目から30センチ程度の場所が最適です。
母乳を飲ませるときの赤ちゃんとママの顔の距離が、赤ちゃんにとって一番焦点の合わせやすい距離になっていると言われています。
赤ちゃんへの言葉がけのサポートアイテムとしても
私も第一子の時は、言葉が分からない相手にどう話しかけていいか分からず、赤ちゃんに対して言葉少なになりがちでした。(助産師さんには「いっぱい話しかけてあげてね」と言われるものの、なんか照れくさくて最初は難しいですよね…)
でも、何か一つ赤ちゃんと一緒に見られるアイテムがあると、照れくささも収まって赤ちゃんに話しかけやすくなりました。
私と同じように言葉がけに悩んでいる方も、ぜひサポートアイテムとしても使ってみてください。
まとめ
白黒のシルエット絵本「White on Black」「Black on White」は、生まれて間もない赤ちゃんでも見やすくて興味を示しやすいアイテムです。
赤ちゃんとの最初の絵本。
ぜひ絵本を使って、赤ちゃんと楽しく関わってあげてくださいね。