最近よく耳にする「自己肯定感」。
大切なのは知っているんだけど、いったいどうやったら高められるんだろう?と疑問に思っていませんか?
「幼少期の愛された経験」……って、大きくなったら覚えてないんじゃ?と不安になった方、大きくなっても色あせない愛情の証を残しておきましょう。
自己肯定感とは
自己肯定感とは、「自分はかけがえのない、大切な存在だ」と思えること。
自分はここにいて良い、価値のある人間なんだと感じられることを言います。
自己肯定感が高いと、困難にぶつかったとき、挫折を経験したときでも立ち向かっていくことが出来ます。
言い換えれば「生きる力が高い」ということにもなるでしょう。
自己肯定感を高めるには
幼い頃にたっぷり愛された経験が、自己肯定感を高めるにはとても重要だと言われています。
自分の「存在」を大切にしてもらうことが、なによりも重要です。
子どもが小さいときには、たっぷり抱きしめて、無駄に「大好き大好き」といいまくる位でちょうど良いのです。
小学生低学年くらいまでは「大好き~」と抱きしめてあげると、照れながらも喜んでくれます(笑)
愛情を形で残す
小さい頃は愛情一杯で育てていても、そのうち反抗期が来て、思春期が来て、子どもは少しずつ親から離れていきます。
幼い頃大切に大切に育てられた時期の記憶は、子どもには残っていません。
もちろん、大まかに愛されていたかどうかは覚えていますが、毎日のやりとりや、実際にどんな風に可愛がられていたかは、大きくなった子ども本人には分からないのです。
だんだん言葉で伝えるのも難しくなってくる親子関係。
そんなときに、一目で愛されていたことが分かるものが残っていたらどうでしょうか。
きっと親子の絆の助けになってくれると思います。
母子手帳
誰でも必ず持っている母子手帳。
自分が子どものときの母子手帳を、お母さんから見せてもらったという方も多いのではないでしょうか。
自分の健康を一生懸命に気遣ってくれた記録が残っていて、ほっこりした気持ちになりますよね。
母子手帳には自治体にもよりますが、妊娠時の気持ちや、妊娠中の心境の変化、出産後の気持ちなどを書く欄がついていることがあります。
ぜひ、記憶が残っているうちに書き込んでおいてください。
母子手帳は親子の一番基本になるアイテムです。
折に触れて「あれ、あの予防接種したっけ?」など大人になってからも見返すことが結構あります。
何気なく見返したら、ママの思いがめいっぱい詰め込まれていたら素敵ですよね。
ぜひ、愛情をいっぱい詰め込んでおいてあげてください。
育児日記
毎日の赤ちゃんの様子から、離乳食の経過、成長の過程と、それをママとパパがどう喜んだかを書き留めた育児日記。
頑張ってつけておくと、あとでママとパパにとっても、かけがえのない思い出になります。
毎日つけるのはちょっと無理……という場合には、手帳に「初めて寝返り成功した日」とか「つかまり立ちした日」など、何か出来事があったときだけでいいので、ちょっと書き留めておくことをオススメします。
今なら、FACEBOOKやブログなどに、写真つきで日記を残しておいてもいいですね。
(ネットへのお子さんの写真公開については、十分ご注意ください)
アルバム
写真をプリントして、アルバムに残したり、スクラップブッキングをしてみたり。
以前こちらにも掲載した、一年に一冊成長の様子をカレンダーに残してみたり。
PCやデジカメ、SDカードに入れっぱなしではなく、きちんとプリントアウトして整理しておきましょう。
デジカメのSDカードも経年劣化しますので、長い年月保存していると、データが消えてしまう危険があります。
(おおよそのデータ寿命は5~10年です。あくまで一時的に保存するための媒体です)
スクラップブッキングしている時間はないし、アルバム整理するのも大変なのよね……という方には、フォトブックにして残しておくことをオススメします。
印刷されてしっかり残るので、データが消えてしまうこともありませんし、いつでも気軽に手にとって開いて見られます。
私は節目のタイミングで「MyBook」というフォトブックサービスを使っています。
ちょっとお値段はお高めなのです(大量に作って配るのならともかく、大切な一冊として作るのに数百円の差はあまり気になりません)が、印刷のクオリティが高く、製本もしっかりしているので、記念の一冊として残しておくのに最適でした。
→実際に赤ちゃんのフォトブックを作ってみたレポートはこちらから
まとめ
・自己肯定感を高めるには、なによりも幼少期に愛された経験が大切
・愛情を形にして残しておけば、親子の絆を確認するのに役立ちます
・母子手帳、育児日記、アルバムなどいろいろな形で、大切な日々の記録を残しておきましょう。