子どもがいると、とにかく部屋が片付かない。
やっと片付けた~と思ったら、後ろでおもちゃ箱をどちゃ~っとひっくり返しているなんて毎日のことです。
地獄の「賽の河原で小石を積む」という言葉がよぎります。
そんな毎日がストレス!……なので、少しでもすっきりしたお部屋に住みたい……と、最近片付け本を色々読みあさっています。
(読んでいるだけじゃ、片付かないよ~と、家族に突っ込まれつつ…)
今回は漫画でさくっと読める片付け本「子どもが多いお家でも出来る スッキリ!整理術」を読んでみました。
漫画で読める片付け本
ほぼ全編漫画(一部コラムあり)なので、忙しいママでもさくっと読めます。
絵柄も可愛くて、ほのぼの。
難しい本をじっくり読むのもいいけど、さらっと漫画で読んで実際に片付けをはじめてしまった方が、早く片付くハズ!
漫画を描いているゆずこさんは、中学二年生から2歳までの4人のお子さんがいる6人家族。
お家は3DK、55.2平米の賃貸マンション。
同じく賃貸マンション暮らしの私には、とっても親近感がわきました。
賃貸って、あまり収納もないし、壁に棚をつけるわけにもいかないし、いろいろ制限が多くて、片付け本を読んでいても参考にならないことがしばしばですよね。
(一度「押し入れをクローゼットにリフォームしましょう!」とか書かれていてのけぞった経験あり)
片付けの最初の一歩
「断捨離」とか「ときめき」とか色々片付け本を読んできましたが、とりあえず基本のキを理解できる、初心者向けの本です。
(片付けに初心者とかあるのかは不明ですが……)
これだけ読めば、ちゃんと片付けは出来るはず。……ハズ!
とにかく重要なのは
・全部出す
↓
・取捨選択
↓
・場所を決めて収納する
の三段階です。
収納する際には、なるべく細かく分類(用途別に分類してあげるとやりやすい)すると、家族にもわかりやすいし、元に戻すときに楽になります。
収納場所にはラベリングもお忘れ無く。本にも書いてありますが、我が家もマスキングテープでラベリングしています。綺麗にはがせて、可愛くてナイス。
子どものものは、子どもに判断させる
我が家でもあるあるの光景なのですが、子どもの紙工作などをゴミ袋に入れていると「だめー!」と大騒ぎでゴミ袋をあさられます……。
が、やはり子どものものは、子ども自身に「いる/いらない」を判断させることが重要なんですよね。
確かに、子どもの意志を尊重することにもなって、自己肯定感うんちゃらにも効果がありそうです。
ゆずこさんのお宅では、5歳のお兄ちゃんが自分で必要なおもちゃ、もういらないおもちゃを分類できていました。
ちょうどうちも5歳。子どもに聞いてみたら、「これは壊さないで」「これは片付けてもいい」「これはもういらない」とちゃんと判断してくれました。
(まあ、「壊さないで」が大量なので、これはこれで途方に暮れておりますが……。本にあったとおり、「ここに入るだけね」という総量規制を今後やっていこうと思います)
違和感を育てる
色々本を読んでいましたが、この「子どもが多いお家でも出来る スッキリ!整理術」ではっとしたのが、「なんでこれがココに!?」の違和感を育てるということ。
確かに、洋服がリビングに置いてあったり、洗面所に外遊びグッズがおいてあったり……。
考えれば「ココにある意味がわからない」という違和感だらけ。
これに気づいて、きちんとした居場所に戻してあげることから、片付けが始まるんですね。
ちなみに、「面倒だからあとで片付けよう」と思っていると、さらに面倒なことになります、といわれて、ぐさっときました……。
細かく分類すれば家族も片付けられる
細かく分類して収納することで、小さな子どもでも出し入れが出来るようになります。
我が家の3歳児も、最近自分でスプーンやコップを出してくることが出来るようになりました。
本人も、自分で出し入れするのが楽しいみたいで、「しまってきて~」というと、嬉しそうにお片付けを手伝ってくれています。
もくじ
- その1・そもそも整理とか片付けが苦手なんです
- その2・家族みんなが使う台所、片付けてもすぐにまた散らかります
- その3・増えていく子どものおもちゃ、捨てられない&片付かない~!!
- その4・せまいうえに収納が少ないから”とりあえず”置いちゃいます
- その5・学校からのプリント地獄に在宅ワーク。デスク周りがカオスです……
- その6・無理して作った子ども部屋。あまり活用されていないような…?
- その7・片づいているのになんとなく落ち着かない。……どうして??
まとめ
- 全部出す→取捨選択→細かく分類して、あるべき場所に収納する
- 子どもの物は、ある程度の年齢になったら子どもに判断させる
- 家具と物の「なんでこれがココに!?」の違和感を育てる
- 違和感に気がついたらそのつど片付ける
すっきり綺麗なお部屋で、ハッピーに暮らしましょう!
(……私も、がんばります……)