赤ちゃんや子どもと一緒の夏。
さあ、公園に水遊びに行こう!
じゃぶじゃぶ池にいくぞー!
川や湖で水遊びー!
水遊びのための持ち物は準備したけれど、よく考えたら、ママは何を着ていけばいいの?
水遊びに付き合うママが持っていったほうが良いママグッズは?
……実は「子どもは準備万端、なのにママが準備不足で大慌て…」ってことがよくあるのです。
子どもの水遊びに付き合うために準備しておきたい、ママの身の回りのものをまとめておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ママにこそ必要な水遊びの準備
水遊びに付き合うママの状況は、ものすごく過酷です。
頭から水をかぶって遊んでいる子どもは、ほどよく涼しくて楽しさいっぱいなのですが、横にいるママは、炎天下で直射日光のもと、汗ダラダラ…。
というのが、一般的なスタイルです。
特に小さい子の場合は、ちょっとした油断が大きな事故につながる危険があるので、離れた日陰で見守っているなんてことは出来ません。
さっと手を伸ばせば届く距離にいないと危ないので、常に水辺で子どもを見守る事になります。
しっかり準備していないと、子どもの前にママが熱中症になってしまう危険もあります。
また、ママが動きやすい服装でいないと、いざという時に子どもを助けることもできません。
ママ自身の準備は、実は子どもの準備よりもしっかりしておく必要があるのです。
最低限気をつけておきたいママグッズ&服装
突然始まる子どもの水遊び。
付き合ってあげるためにも、夏場はママの準備として、「タオル、日焼け止め、水筒」だけは常に持ち歩くほうが安心です。
服装はできるだけパンツスタイル。できれば裾をまくりあげられるものか、膝下程度までの長さのものがGOOD。
公園の水遊びに付き合うママの服装
「プール」と名前のつく場所に行く場合には、基本的にはママも水着です。
が、公園の噴水や小さな流れ、じゃぶじゃぶ池に行く場合にはそこまでの必要はありません。
(というか更衣室がないですしね…)
おさえておきたいママの服装のポイントは、次の通りです。
- パンツスタイルがベスト。すそがヒザの上程度までまくりあげられるものが必須。
- クロックス、サンダル、ウォーターシューズなどの塗れてもいい靴
- 乾きやすく、濡れても透けない服
- つばの大きな帽子、もしくは日傘
- 首にはタオルorタオルマフラー
- 両手が自由になる小さなバッグorリュックサック
各項目を詳しく説明していきます。
パンツスタイル
水遊びに付き合うママは、しゃがんだり立ったりを繰り返すことになります。
スカートでは、しゃがんだ瞬間に水にどっぷりインしてしまったり、短いスカートの場合にはパンツが丸見えの事態に…。
子どもの面倒をみながら美しくしゃがめることはまずありませんので、短いスカート、タイトスカートは絶対にNGです。
一番楽チンなのは、ハーフパンツ。
さすがにそれはちょっと…という方は、ふくらはぎ程度の長さのパンツスタイルにしておきましょう。
いざとなったら、ヒザの上くらいまでまくりあげられる余裕があるデザインだとGOOD。
本格的に付き合うなら、水の中でも陸地でも快適に履ける「サーフパンツ」がオススメ。
濡れてしまっても安心なのに、水辺以外ではいていても夏なら違和感がありません。
いや、そんなに豪快に生足だせないわよ! というママには…
(もちろん私も、とても人様にお見せ出来る生足ではないので、このタイプ)
サーフパンツの下に「ラッシュトレンカ」をプラスすれば、日焼けも対策できて万全。
ラッシュガードの素材でできたトレンカなので、しっかりUVをカットしてくれて美脚に見える上、もちろん濡れても全然OKです。
濡れてもいい靴
水遊びの場所って、整備された噴水やじゃぶじゃぶ池以外は、結構足元がゴツゴツしていたり、ドロドロだったり。
ママが裸足だけで過ごすのは、ちょっと無理があることが多いのです。
必ずサンダルやクロックスなどの濡れても良い靴をはいていくか、持っていくかで準備しておきましょう。
ただ、サンダルやクロックスも塗れると滑ったり、踏ん張りがきかなかったりで、子どもを抱っこしたり支えたりするときにはちょっと不安。
ウォーターシューズ(マリンシューズ)なら、足全体をしっかりサポートしてくれるので、脱げてしまうこともなく、滑らず、さっと水が切れて快適です。
乾きやすく、濡れても透けない服
白の涼しげなトップスを着ていたりすると、子どもに水をかけられたり、ビショビショのまま抱きつかれたりするとスッケスケで大変な事になります。
濡れて透けてしまう服は、基本的にNG。
子どもに「絶対やめて!」は通用しないので、上下ともに濡らされても大丈夫な服を着ておきましょう。
ベストなのは、乾きやすい素材でふわっと着られる、濡れても透けない服。
夏場の日差しの元なら30分もすれば乾いて元通りになってくれます。
つばの大きな帽子、もしくは日傘
水遊びに付き合うママは、常に直射日光との戦いです。
日差しを遮ることが出来るものは必需品。
特に、基本的にうつむいた状態で子どもを見守ることになるママは、とにかく首の後が焼けます。
人間の本能として、なるべく日差しに背を向けて立つものなので、余計に首のうしろが日光にさらされることに…。
「帽子をかぶっているから大丈夫~」と思っていると、案外カバーできていなくて、気がつくと焼けてしまってヒリヒリということがよくあります。
帽子を選ぶときには、しっかり首の後をカバーできるものを。
こちらの帽子のように、ネックカバーもついているとさらに安心です。
つばの広いもの、あとは、たためるものや、洗えるものなど、用途と好みのデザインに応じて選んでみてくださいね。
日傘は、荷物が増えてしまうのが難点ですが、ママと一緒に子どもも日陰に入れてあげることができるので、特に一箇所で集中して遊ぶことの多い小さい赤ちゃんの水遊びにはオススメです。
(2,3歳になると、駆け回ってしまい、追いかけるだけで必死なのでそれどころではない可能性が高いのですが…)
首にはタオルorタオルマフラー
↑農作業なんかのときにやる、この状態です。
見た目はちょっとアレな感じになりますが、実はこれが超便利なんです。
ハンドタオルでなんとかしようとすると、ポケットからしまったり出したり。
あっという間にびしょびしょになってしまうこともあります。
フェイスタオルやタオルマフラーを、ざっくりと首から下げておくと、次々に吹き出してくる自分の汗を拭くのも超楽ちん。
首の日焼けも予防できるし、首から下げたまま子どもの顔をささっと拭いてあげることも出来ます。
ハンドタオルを子どもに渡して顔を拭かせたら、そのまま水の中にドボン!なんてこともよくありますが、ママの首から下げたままで使わせれば、落とす心配もなし。
とっても実用的です。
両手が自由になる小さなバッグorリュックサック
子どもと水遊びに行くときって、どうしても荷物が多くなるので、バッグも大きくなりますよね。
貴重品は身につけておきたいけれど、このバッグを常に持ち歩くのはちょっと大変。
かと言ってスマホをポケットに入れておいたら、しゃがんだ瞬間に水にドボン!なんてこともよくあります……。
水遊びに付き合うときには、貴重品やティッシュ(とかく子どもは水遊び中に鼻水を垂らす生き物です)、子ども用の水筒などを入れておけるくらいの大きさのバッグを一つ予備に入れておくと便利です。
この時、斜めがけ出来るものや、リュックサック、ウェストポーチタイプのものだと両手が空くのでオススメ。
水遊びに持っていきたいママ用品
子どものものは念入りに準備するのですが、結構忘れがちなママグッズ。
持っていくと安心なママグッズは以下の通りです。
- 日焼け止め
- 汗ふきシート
- 扇子
- ママ用の飲み物
- 何か塩分&ミネラルのとれるもの
- 消毒薬、絆創膏、ポケットティッシュ
順番に説明していきます。
日焼け止め
水辺のママはとにかく焼けます。
しっかり日傘でガードしていたはずなのに、子どもの面倒を見ているうちに、直射日光がガンガン当たっているなんてことも…。
水面からの反射も馬鹿になりません。
可能であればウォータープルーフの「汗や水に強い!」という強力な日焼け止めがオススメです。
水には入らないのですが、ガンガン汗をかくこともあって、日常用ではあっという間に日焼け止めが落ちてしまいます。
とにかく、しっかりケアすることが大切。
汗ふきシート
水遊びに付き合うママは、汗ダラダラ。
体中がベッタベタになります。
首もとなどちょっとした場所をさっと汗ふきシートで拭うだけでも、かなりさっぱり出来ますので、余裕があればぜひ使ってみてください。
※小さな赤ちゃんには刺激が強すぎる場合があるので、基本的には使わないように。あくまでもママ用です。
扇子
風のない日は特に、じりじりムンムン。
あまりの暑さに、頭がクラクラしてきます。
そんなときでも、ちょっと風を起こせるだけで、かなり快適に付き合ってあげられるようになりますよ。
うちわでも良いのですが、かさばるのと、色んなシーンでつかえることから扇子がオススメ。
私は常にカバンの中に扇子を入れてあります。
ママ用の飲み物
忘れがちなこちら。
自分の分は、あとで自動販売機で買えばいいや~…なんて思っていると、水遊び場所の近くにまったく自販機がない!なんてことがよくあります。
子どもが水遊びを始めてしまうと、目を離すことができず、ちょっと離れた自販機に行くのも一苦労。
結果的に、ずっと水分がとれない…なんてことになると、ママが熱中症で倒れてしまう危険もあります。
子どもの水筒を用意するときに、ママ用の水筒もきちんと用意しておきましょう。
子連れでのお出かけには、ペットボトルよりも保温保冷のできるステンレス水筒がオススメです。
ママの水筒に冷たいお水が入っていれば、赤ちゃんのマグの中身がぬるくなってしまっても、簡単に入れ替えてあげられて助かります。
何か塩分&ミネラルのとれるもの
ちょっとした飴や乾燥梅干しなど、ポイっと口の中に放り込んで塩分やミネラルがとれるものを用意しておきましょう。
子ども連れのママは、夏場でも飲みものにスポーツドリンクを選ばず、お水や麦茶ということが多いのではないでしょうか。
水遊びに付き合っているママは、どうしても子ども優先になりがち。
ちょっとフラフラするな~と思っても、子どもが「まだ遊びたいー!」といえば、ちょっとなら…と付き合ってしまうのが親心ですよね。
しっかり子どもに付き合うためにも、ママの健康管理はとっても大切。
水分だけしっかり取っていても、熱中症になってしまうというのは有名な話です。
可能な範囲でいいので、塩分やミネラルも補給するようにしましょう。
飴は、水遊びに付き合っているうちに溶けてしまう可能性が高いので、ママには溶けないタブレット状のものがオススメです。
消毒薬、絆創膏、ポケットティッシュ
厳密にはママのためのグッズではないのですが、水遊びに行くときには傷の手当ができるセットを必ず持参することをオススメします。
水につかってふやけた皮膚はとても柔らかくなっているので、ちょっとしたことで足や手などをケガしてしまうことがあります。
マキロンなどの消毒薬と、絆創膏だけでも持っていれば、さっと処置してあげることで、楽しく水遊びを続けられます。
また、水遊びをしている子どもはとにかく鼻水を垂らしやすいので、ポケットティッシュも多めに準備しておきましょう。
まとめ
子どもの準備は念には念を入れてするのに、気がついたら自分の準備は全くしていなかった…というのは、私の経験談です。
ママの準備が足りないと、どうしてもしっかり子どもの気が済むまで水遊びに付き合ってあげることが難しくなってしまいます。
服装に関しては、もちろん普通の服でも大丈夫ですが、水遊び専用のウェアやシューズを用意しておくと、このあと家族みんなで海や川などのアウトドアに出かける際にも、ママが完全な水着にならなくても子どものケアをしてあげられるようになるので、ものすごく楽です。
水遊び大好きなお子さんのママは、そのうちきっと「こんなことなら最初から買っておけばよかった…」と思いますので(まさに私)、はやめに準備してしまうのもアリですよ。