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赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」9巻を読んで考えたこと

コウノドリを読んで考えたこと」シリーズも今回で9回目。

今回も、読みながら号泣してしまいますが、読んだ後、自分の赤ちゃんがすごく大切に思えます。

育児に疲れたな……と思った方もぜひ、気分転換を兼ねて読んでみてくださいね。
コミックなので、気軽に読めます。

9巻は、産科でおきた奇跡と産科のあるある

今回は、産科ならではの救命方法で助かった妊婦さんと、二世産科医の卵のストーリーと、産科でおきる、ちょっと困った「あるある」なお話。

コウノドリ9巻の内容

  • 研修医(後編)
    産科医を目指す研修医のお話。
    研修医のゴローちゃんが、心肺停止状態の妊婦さんに遭遇。適切な処置で病院へ運ぶのですが……
  • インフルエンザ
    鴻鳥先生は風邪でダウン。一方、産科にはインフルA型に感染した妊婦が受診に来て……
  • 出産予定日
    案外多い「出産予定日に産まれる」という勘違い。さらに、妊婦さんのお腹を見て「男だ」「女だ」とテキトーな事を言うおばあちゃん。産科に訪れる困った人々です。

コウノドリ9巻を読んで考えたこと色々

今回は、まさに「産科で起きるいろいろなドラマ」です。

研修医

突然心肺停止してしまった妊婦さん。
通りがかった研修医のゴローちゃんが、AEDを使って救命するというお話です。

AEDなのですが、先日講習を受けてきて言われたのは「とりあえず使ってください」ということ。
必要か必要じゃ無いかは、AEDが自分で判断してくれます。
なので、「この人に電気ショックが必要かどうか…」なんて悩む必要はないので、倒れている人がいて、呼吸をしていなければ、すぐにAEDを使ってください。必要が無ければ、AEDが自分で「電気ショックの必要はありません」と判断してくれます。
「AEDを使ったせいで死なせてしまった」なんてことは、基本的にありません。

ママは絶対に覚えておいた方がいい知識なので、近くの消防署などで訓練があれば、ぜひのぞいてみてください。

産科医二世のゴローちゃんですが、なんとなく産科医になるんだと思っていたけど、それが本当に自分の希望なのか、悩んでいます。
自分自身が、なんとなく親の仕事を継いだという人も結構多いのではないでしょうか。

親の立場としては、子どもが継いでくれたらうれしいなーとは思いますが、強制することがないようにしなければと考えさせられました。
ゴローちゃんのお父さんのように、背中を見せて、自分の意思で選んでもらえたら幸せですよね。

インフルエンザ

基本的にインフルエンザの疑いがある場合には、いきなり産科に受診せず、まずは電話をして指示を仰いでください。
普通に受診してしまうと、待合室などで、他の妊婦さんにインフルエンザをうつしてしまうことになります。

妊婦さんは免疫力が落ちているので、あっという間にインフルにやられます。
実際、私も息子のインフルを妊娠後期にくらいました……。
しかも、妊婦のインフルはかなり重くなります。本気で死にかけました。
くれぐれも、自分がインフルを振りまく人にならないように注意しましょう。

出産予定日

妊婦さん、経産婦さんならほぼ誰でも経験のある「このお腹の形は女の子ね!」やら「お腹がとがってるから男の子ね!」というよくわからない、通りがかりのおばちゃんの決めつけ。
あれ、なんですかね。
占い師なんですかね。

性別なんてどうでもいいじゃん、気にしすぎ……と思いますか?

どうしても男の子、どうしても女の子が欲しくてたまらない人もいるのです。
そういう人に対して、あまりにも無神経な発言じゃないでしょうか。
もちろん、悪気がないのも分かりますし、「今日は良い天気ね」くらいのノリで言っていることは分かります。
でも、本気で傷つく人がいることは出来れば知っていて欲しいです。

もう一つの困った発言「いつ産まれるの?」
まさに「こっちが知りたいわ!」ですよね……。
特に予定日超過してから言われる「あれ、まだ産まれてないの?」のプレッシャーときたら。

産まれたら連絡しますので。
連絡が無いと言うことは、まだ産まれてないということです。
そっとしておいてください。
とくに、お姑さん。

ちなみに、うちの場合は全員まったくの平日に産まれてくれましたが、なぜか深夜~早朝に産まれたので、無事にパパが立ち会えました。
その代わり、パパはそのまま徹夜で仕事にいく羽目になりましたが……。

赤ちゃんって、予定帝王切開じゃないかぎり、自分で産まれたい日を選んできます。
誘発分娩だったとしても、気合いで1,2日乗り切って好きな日に生まれてくることもあります。
なかなか産まれないときは、「あー、まだ赤ちゃんが気分じゃないんだな~」とのんびり構えてくださいね。

ちなみに、個人的に感じるのは、出産するのは、なるべく予定日近く、出来れば予定日を超えるくらいのほうがいいです。
赤ちゃんがしっかりしてくるし、その後の発達も早いことが多いのを、予定日直前、38週になってすぐ、予定日超過で3人産んだ経験で感じました。
38週ちょうどで生まれた子は、兄弟の中でも背が小さいとか、病気がちだとか、なかなか歩かなかったとか、やきもきしました。
もちろん健康に育っているので、早産でない限り早くても心配はいりませんが、予定日超過して焦っている方は、「そんな考え方もあるんだよ~」ととらえてもらえればと思います。

「コウノドリ9巻」を読む

もちろん紙の本もいいのですが、妊婦さん&育児中のママには、ぜひ電子書籍にチャレンジすることをおすすめします。
妊婦さんは、横になっていても、スマホが防水ならお風呂でも読めますし、育児中のママはちょっとした空き時間に読めるので、スマホで読める電子書籍は本当に便利。
私は図書館で借りた本以外は、最近全部電子書籍で読むようになってしまいました。

電子書籍といわれると、専用端末が必要で面倒くさい気がしますが、電子貸本Renta!なら、お持ちのスマホで、何もインストールすることなく、ブラウザから読めますよ。

「コウノドリ8巻」を電子貸本Renta!で読む

その他の巻については、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」1巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」2巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」3巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」4巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」5巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」6巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」7巻を読んで考えたこと」、「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」8巻を読んで考えたこと」も合わせてお読みください。

その他のコミック版「コウノドリ」については、「コウノドリを読んで考えたことシリーズ」からどうぞ。

ドラマ版「コウノドリ」については、「ドラマ版「コウノドリ」ママ的感想」のページからどうぞ。

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あやか

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2男1女のアラフォー薬剤師ママ「あやか」です。 薬剤師としての知識とママとしての経験から、子育て中のママやパパがラクに楽しく育児できるグッズやサービスをご紹介しています。

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