「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」1巻を読んで考えたこと」「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」2巻を読んで考えたこと」「赤ちゃんが愛おしくなるコミック「コウノドリ」3巻を読んで考えたこと」に引き続き、今回は4巻です。
今回も、読みながら号泣してしまいますが、読んだ後、自分の赤ちゃんがすごく大切に思えます。
育児に疲れたな……と思った方もぜひ、気分転換を兼ねて読んでみてくださいね。
コミックなので、気軽に読めます。
4巻は、夫婦のありかたの話
今回はそれぞれの夫婦のあり方の話という感じです。
究極の選択を迫られる夫。夫のDVにさらされる妊婦。妊婦の夫の風疹予防接種の話。
いろいろな夫婦がいて、それぞれが重い選択を迫られます。
コウノドリ4巻の内容
- 救急救命(後編)
交通事故で命の危機に瀕した妊婦。夫は最終的に妻の命か、赤ちゃんの命かの選択を迫られる。 - 夫のDV
妊婦にDVを続ける夫。夫と赤ちゃんと幸せな家庭を築きたかった妊婦は… - 風疹
風疹の予防接種を軽く考えていた夫の前に現れたのは、先天性風疹症候群の少女で…
コウノドリ4巻を読んで考えたこと色々
相変わらず現実に近くて、深く考えさせられました。
あまりに深いので、色々思うことが多すぎて、またもや語ってしまいました。
お時間がある方は、よろしければおつきあいください。
救急救命
読みながら、もう涙がとまりません。
幸せな妊婦に突然訪れる悲劇。自分には絶対起こらないとは、誰一人言い切れません。
妊婦の立場からしたら、きっと迷わずに「赤ちゃんを助けて」と言えると思います。
でも、まだ赤ちゃんの姿を身近に感じていない旦那さんにとって、赤ちゃんを選ぶことは、とても厳しい選択になります。
妊婦の立場に立っても、旦那さんの立場に立っても、辛くてたまりませんでした。
夫のDV
妻が妊娠するとDVを始める夫は多いそうです。
自分一人のために生きていると思っていた妻が、突然自分以外のことにばかり気をとられるようになるからという子供じみた理由なのですが、ある意味納得できる気もします。
似たような状況にある方は、どうか一刻も早く逃げてください。
妊婦に暴力をふるうような人は、赤ちゃんにも暴力をふるいます。
赤ちゃんの命を守ってあげられるのは、ママしかいません。
どうか、まずは相談してください。秘密は守られますから大丈夫。
→DV相談ナビ
風疹
最近話題になりましたので、聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
妊娠初期の妊婦が風疹にかかると、お腹の赤ちゃんに障害が残る可能性があるのです。
妊娠初期の血液検査で風疹の抗体がチェックされるので、妊婦さんはだいたい自分に抗体があるか無いかを知っていると思います。
ですが、うちもそうだったのですが、パパになる人が風疹の抗体をもっているかどうかはわからないことが多いのです。
妊婦さんの抗体が低い場合、妊婦さん自身は、外に出るときにマスクをしたり、手洗いうがいをものすごく気をつけていても、パパが外で風疹にかかってしまった場合、妊婦さんにうつってしまう危険があります。
ちょうど、妊婦さんの旦那さんたちの年代が、風疹の予防接種を受けていないことが多いと言うことで、男性を伝って広がっているのが現状です。
どうか、身の回りの男性には予防接種を受けていただくようにすすめてください。
その予防接種で救われる命があります。
「コウノドリ4巻」を読む
もちろん紙の本もいいのですが、妊婦さん&育児中のママには、ぜひ電子書籍にチャレンジすることをおすすめします。
妊婦さんは、横になっていても、スマホが防水ならお風呂でも読めますし、育児中のママはちょっとした空き時間に読めるので、スマホで読める電子書籍は本当に便利。
私は図書館で借りた本以外は、最近全部電子書籍で読むようになってしまいました。
電子書籍といわれると、専用端末が必要で面倒くさい気がしますが、電子貸本Renta!なら、お持ちのスマホで、何もインストールすることなく、ブラウザから読めますよ。
その他のコミック版「コウノドリ」については、「コウノドリを読んで考えたことシリーズ」からどうぞ。
ドラマ版「コウノドリ」については、「ドラマ版「コウノドリ」ママ的感想」のページからどうぞ。