2015年に放送されて人気だったドラマ「コウノドリ」の第2シーズンが、いよいよ放送開始。
今回も、俳優さんや視聴率などのお話は専門のサイトにおまかせして、ママ目線で感想とマンガシリーズとの関係などをまとめてみます。
ドラマ「コウノドリ」とは
TBS系列 金曜日夜10時から放送。
鈴ノ木ユウ氏がモーニング連載中の『コウノドリ』(講談社刊)を原作とした、綾野剛主演のドラマです。
ドラマ「コウノドリ」第二シーズン 第三話
2017/10/27 PM10:00~放送
漫画版「コウノドリ」との関係
これまでずっと引っ張ってきた「産後うつ」のエピソードは、コミック版ではおそらく20巻の「妊婦の自殺」のお話に、8巻の「マタニティブルー」のエピソードが混ざった感じ。
サクラが手紙をもらったという話は、8巻の「マタニティブルー」の中に出てきます。
20巻の「妊婦の自殺」のエピソードを改変したのが、今回のお話の軸かなと思いますが、漫画版では三浦さんという31週の妊婦さんが自殺未遂をしてしまいます。
おかしいと思いながら、助けてあげられなかったというストーリーはここからでしょう。
もう一つのストーリー「無痛分娩」のエピソードは、コミック10巻の「無痛分娩」のお話。
漫画のほうでは、実際に妊婦さんが友人から無痛分娩について批判をされている場面も描かれています。
ドラマでもあったように、たしかに悪気はなく言った言葉が、無痛の妊婦さんを苦しめる結果になっているのです。
ちなみに、無痛分娩をペルソナでも取り入れようという話は、ドラマでは赤西先生が語っていますが、漫画版では院長からの通達になっていて、ちょっと面白いエピソードになっています。
ドラマにはなかなか登場しないこの院長、結構いいキャラで個人的には好きです(笑)
ドラマ版「コウノドリ」第二シーズン第三話の感想
「産後うつ」も「無痛分娩」の話も、悪意のない周囲が妊産婦さんを苦しめるという意味で、根っこの部分は同じなんですよね。
「産後うつ」について
ドラマでも描かれていたように、普段仕事も出来て、真面目な人に多いとも言われています。
人に頼るというよりも頼られる立場の人に多いような気もしますね。
最近のママってどうしても「他人に迷惑をかけちゃいけません」と言われて育てられた人が多いので、どうしても個人的なことで(育児は本当は個人的なことではないんですけれども)、他人に迷惑をかけるのが悪のように感じてしまうんですよね。
旦那さんにさえ、迷惑をかけちゃいけない…と、1人で抱え込んでしまう人も多く見てきました。
人に頼ることって、実はすごく難しいんですよね。
私も、もともと完璧主義の長女なので、いまだに難しさを感じることがあります。
ただ、最近子育て支援団体やNPOの方と付き合いが多いので感じるのですが、みんな「どんなことでもいいから頼って欲しい」と思っています。
支援する側になって思うのは、「頼られることって、かなり嬉しい」んですよ。
だから、ちょっとしたことでも頼ってみると、案外喜ばれたり、グンと仲良くなれたりもします。
知り合いに頼るのが難しければ、地域の保健センターや民生委員さんなどに相談してみてください。
税金を払っているのだから、支援してもらう権利はちゃんと使いましょう!
(と思うと、ちょっとだけ頼りやすくなりませんか?)
ちなみに、第一子を出産してすぐに可愛いと思えないのは普通です。
私も生後3ヶ月くらいまでは、全く可愛いとは思えなかったので大丈夫。
ただ、よくわからない義務感だけで育ててました。
そのうち笑ってくれるようになると、ちょっとずつ可愛いと思えてくることが多いので安心してくださいね。
育児にお悩みの方は、こちらのサイトも参考にしてみてくださいね。
ゆる~く育児しよう[ゆるいく]
「無痛分娩」について
ほんと、人の出産にあーだこーだ言うひとって何なんでしょうね。
帝王切開にしても無痛にしても、妊産婦さんと赤ちゃんの問題で、他人にどうこういわれる筋合いは全くありません。
「そうなんですね~(棒)」と聞き流していればいいですよ、あんなものは。
特にお姑さんとかこの手のことをよく言いがちですが、人の出産に口をはさむと嫌われますので、やめたほうがいいですよ。
無痛分娩だと、産後の回復が早いのでスムーズに育児に入れるとも聞きます。
ただ麻酔をすることによるリスクもあります。
それを考えた上で、本人が出す結論が一番。
他人の意見に耳を傾ける必要はありません。
聞くべきは担当のお医者さんの話しだけですよ。
「コウノドリ」の原作コミックを読む、ドラマをオンデマンドで観るには
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