ドラマ版「コウノドリ」第2シーズン第ニ話。漫画版との関係とママ的感想


2015年に放送されて人気だったドラマ「コウノドリ」の第2シーズンが、いよいよ放送開始。
今回も、俳優さんや視聴率などのお話は専門のサイトにおまかせして、ママ目線で感想とマンガシリーズとの関係などをまとめてみます。

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ドラマ「コウノドリ」とは

TBS系列 金曜日夜10時から放送。
鈴ノ木ユウ氏がモーニング連載中の『コウノドリ』(講談社刊)を原作とした、綾野剛主演のドラマです。

漫画版コウノドリについては、こちらのまとめからどうぞ。

ドラマ「コウノドリ」第二シーズン 第ニ話

2017/10/20 PM10:00~放送

漫画版「コウノドリ」との関係

メインとなっていた「子宮頸がん」のエピソードは、コミック13巻から14巻までのストーリー。


ドラマ版では久保さん夫婦はウェディング関係の仕事をしていましたが、コミック版ではごく普通の商社勤務。
同じ職場で夫婦が働いているのは一緒ですが、漫画版では奥さんの上司が結構いいアドバイスをしてくれるキーパーソンだったりもします。

漫画版のほうでは、サクラの出生の話と深く絡めている超重要エピソード。
サクラのお母さんも登場し、なぜサクラが孤児院で育ったのかと絡めて子宮頸がんとの戦いを描くお話です。
サクラが28週、四宮先生が32週を推すのは漫画版も同様ですが、実は漫画版ではこのエピソードの少し前に下屋先生が救命救急へ転科してしまっているので、サクラ&四宮先生の学生時代の同期でシングルマザーの倉崎先生が登場しています。

この感じだと、当分下屋先生の転科はなさそうですね。

ちなみに、ドラマ版ではNICUを見学して28週の出産を決めていますが、漫画版ではサクラの育った施設を見学に行って、サクラのお母さんのお話を聞いたあと、旦那さんが28週での出産を決意しています。

ドラマ版「コウノドリ」第二シーズン第ニ話の感想

サクラの出生のヒミツとも合わせて、なかなか重たいエピソードです。

「子宮頸がん」について

ドラマではワクチンの話だけが語られていましたが、漫画版のほうでは「妊娠前に検診さえ受けていれば…」という話題も出ています。
ワクチンについては、副作用のことがあるので、なかなか難しいところだと思います。

子どもには、定期接種も任意接種もすべて受けさせてきた私でも、子宮頸がんワクチンはすぐに「打つ」とは決められません。
早く、安心して接種できるワクチンになって欲しいと願うばかりです。

ちなみに、ドラマ版の最後のシーンで、手術後の検査結果で喜んでいるけど、結局どうなったの??と疑問の方もいるのではないかと、ちょっと思いました。
漫画版ではきちんと明文化されているのですが、ドラマは検査結果がチラっと映っただけなので、見逃した方むけに解説すると、出産後の手術で子宮を全摘出した結果、転移無く全てのガンが取り除けたという報告です。
このあと、抗がん剤や放射線の治療が不要なので、お母さんが母乳を届け、旦那さんもサポートをして二人で頑張っているというエピソードが語られます。

それで、四宮先生の「運が良かった」というコメントなわけですね。

サクラのお母さんも、今回のお母さんも、子どもを守りたい、自分の手で育てたいという思いは同じ。
サクラは自分の手で母親と同じ状況のお母さんを救ったというお話です。

ちょっとネタバレになりますが、漫画版ではサクラが「僕のお母さんを助けたかった」と、産科医になりたかった理由を語っています。
(他にももう一つ理由がありますが、それはコミックを読んでのお楽しみということで)

「コウノドリ」の原作コミックを読む、ドラマをオンデマンドで観るには

「コウノドリ」の原作に興味を持った方は、電子書籍でも読むことが出来ます。
 

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