当サイトでも、ご紹介してきた漫画「コウノドリ」が、ドラマになってスタートしました。
俳優さんや視聴率などのお話は専門のサイトにおまかせして、ママ目線で感想とマンガシリーズとの関係などをまとめてみます。
今回は第六話の内容について。
ドラマ「コウノドリ」とは
TBS系列 金曜日夜10時から放送中。
鈴ノ木ユウ氏がモーニング連載中の『コウノドリ』(講談社刊)を原作とした、綾野剛主演のドラマです。
ドラマ「コウノドリ」第六話
11/20、よる10時より放送。
ドラマ第一話については「ドラマ版「コウノドリ」第一話。漫画版との関係とママ的感想」、第二話については「ドラマ版「コウノドリ」第二話。漫画版との関係とママ的感想」、第三話については「ドラマ版「コウノドリ」第三話。漫画版との関係とママ的感想」、第四話については「ドラマ版「コウノドリ」第四話。漫画版との関係とママ的感想」から、第五話については「ドラマ版「コウノドリ」第五話。漫画版との関係とママ的感想」からどうぞ。
漫画版「コウノドリ」との関係
今回の、高齢出産のエピソードは、漫画版「コウノドリ」5巻の「卵子提供」から少し変更されたものです。
このエピソードでは卵子提供を受けた夫婦が、両親にもそれを内緒にしていることでの葛藤が大きく描かれているのですが、なかなか微妙なテーマなのでドラマではあくまで「高齢出産」ということをメインに据えたのだと思います。
ちなみに漫画版でも船越先生はランニング中に転んで小指を骨折しています……。
さらに、手術終了後みんなにおごる約束をさせられています。
新井先生がデート中にオンコール受けるシーンがありましたが、これは漫画版「コウノドリ」7巻のNICUのエピソードの一部です。
そろそろ新井先生のお話も進むのかな?という感じ。
小栗旬さん演じる永井さんが、駆け込んでくるシーンは漫画版にはありません。
鴻鳥先生の出生に関するエピソードを掘り下げる目的で追加されているのかなと思います。
ちなみに、今回永井さんの使っていた抱っこヒモも第2話で小栗さんの使っていた抱っこヒモと同じもので、縦抱きスタイルにしたものです。
ドラマ版「コウノドリ」6話の感想
高齢出産のリスク、卵子の老化についてしっかり伝えようという意図が感じられる作りでした。
漫画版では、そこまで啓蒙的な話にはなっていませんでしたので、これはドラマ制作陣の思いだと思います。
四宮先生が「プロジェクトの代わりはいないでしょうけど、お腹の赤ちゃんを産めるのもあなたしかいない」と諭すシーンがあって、これは漫画版にもあるシーンなのですが、重たい問題ですよね。
晩産化について、加瀬先生に下屋先生がくってかかるシーンは、漫画版よりも迫力満点でした。
「タイムリミット」のエピソードについて
私も高齢で産んでおいてなんですが、早く産めるなら早いほうが確かにいいです。
妊娠しにくくなるのももちろんですし、妊娠中のトラブルも増えます。
そしてなにより、高齢になればお腹の子に障害がある可能性も上がるので、つねに心のどこかに心配を抱えていることになります。
出生前診断を考えることもあるでしょうし、その一つ一つの課程が精神的にきついのが実情。
さらに妊娠出産に問題が無くても、特に産後の体力がまじめにしんどいです。
30代も前半と後半で全然違いますし、40過ぎるとガクっと体力が落ちます。
(男児追いかけ回すのは、本当に体力勝負なので……)
ただ、ドラマの中でも言われていたように、親に金銭的・精神的余裕があるので、その点は確かにプラスかもしれません。
……とはいっても、やっぱり若いうちに産めるなら産んだ方がいいです(経験者談)。
「コウノドリ」の原作コミックを読む、ドラマをオンデマンドで観るには
シーズン1「コウノドリ」(2015)は、こちらで見られます。
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「コウノドリ」の原作に興味を持った方は、電子書籍でも読むことが出来ます。
原作コミックスはこちらから
→今回小栗旬さんが使っていた抱っこヒモは、第2話で小栗さんの使っていた抱っこヒモの縦抱きバージョンです。スタイリッシュで男の人がつけても素敵ですよね。