当サイトでも、ご紹介してきた漫画「コウノドリ」が、ドラマになってスタートしました。
俳優さんや視聴率などのお話は専門のサイトにおまかせして、ママ目線で感想とマンガシリーズとの関係などをまとめてみます。
今回は第三話の内容について。
ドラマ「コウノドリ」とは
TBS系列 金曜日夜10時から放送中。
鈴ノ木ユウ氏がモーニング連載中の『コウノドリ』(講談社刊)を原作とした、綾野剛主演のドラマです。
ドラマ「コウノドリ」第三話
10/30、よる10時より放送。
ドラマ第一話については「ドラマ版「コウノドリ」第一話。漫画版との関係とママ的感想」、第二話については「ドラマ版「コウノドリ」第二話。漫画版との関係とママ的感想」からどうぞ。
漫画版「コウノドリ」との関係
今回の「喫煙妊婦」の話は、二巻と三巻に渡って収録されている「喫煙妊婦(前編)」「喫煙妊婦(後編)」のお話です。
四宮先生があんなにも冷徹な理由が、ようやく明かされました。
「こんなに悔しいなら、嫌われてたほうがよかった…」という後悔から、来ているんですよね。
これでちょっと、四宮先生の印象もアップした?……かもしれません。
もう一つの先天性風疹症候群のストーリーは四巻の「風疹」のエピソードがベースになっています。
漫画版では、妊婦さんの旦那さんがつとめる会社の社長が、先天性風疹症候群の娘さんを持っていて、偶然道でばったり会ったときに直接、予防接種をうけることの重要性を旦那さんに教えるという内容ですが、ドラマではテレビ番組の制作という形になっていましたね。
漫画版のエピソードのほうが、静かに胸に迫る感じなので、個人的には好きです。
ドラマ版ではまった方も、ぜひ漫画版も読んでみてください。
ただ、ドラマ版でドラマ内「テレビ番組」の形をとって、テレビから風しんの怖さを発信をしたという意味では、すばらしかったと思います。
テレビならではの演出ですし、風しん予防接種の啓蒙効果はこちらのほうがありますね。
ちなみに、風しん予防接種の啓蒙について、主演の綾野剛さんが厚生労働省を訪問しています。
コウノドリのイメージビジュアルが使われたリーフレットも配布されているということで、風しん予防接種を広めたいという意識が、制作陣に強かったんでしょう。
http://news.mynavi.jp/news/2015/10/28/299/
ちょこっと挟み込まれた海外旅行に行きたがる夫婦のエピソードは三巻の「海外出産」からです。
この「海外出産」のエピソード自体は、ニューヨークからきたシンガーが日本で出産するというのがメインのエピソードになっていて、この夫婦は漫画版でもやっぱりちょい役です。
ドラマ版「コウノドリ」3話の感想
漫画版ではそんな雰囲気全くなかった、白川先生と下屋先生が、なんかいいかんじになってるー!
恋愛要素も盛り込んでいくのでしょうか?
「喫煙妊婦」のエピソードについて
妊婦のストレス原因トップ3に間違いなく入る「お姑さんの口出し」。
そして「妊婦が我慢しているのに、酒・たばこを一人で楽しむ旦那」。
そりゃ、ストレスもたまります。
極めつけには、旦那の定型文「おふくろも悪気はないんだから」。
「悪気がないのは、性格が悪い」という恨み節が出てきそうです。
妊婦って、そんなに「しあわせ~うふふ」って感じばかりではありません。
初期はつわりや、慢性的な体調不良。
後期は重たいお腹、頻尿、胎動で睡眠不足。
いろんなストレスにさらされながら、大切な赤ちゃんを命がけで育てています。
でも、やっぱりたばこだけはやめて欲しいです。
私も妊娠前は大酒飲みで、毎晩缶チューハイほぼ1リットル飲んでるくらいだったので、妊娠してからぱったりやめるのに、結構なストレスでした。
旦那は毎日、酔っ払ってリビングで寝落ちするくらい、酒飲みまくってるしで。
まだ、パパが一緒に頑張って禁煙・禁酒してくれれば、頑張れるんですけどね。
それでも、一番苦しむのは赤ちゃんです。
ストレスの対象は、パパだったり、お姑さんだったり、実母だったり……、ほんとにイラつくと思うのですが、赤ちゃんは何も悪くないですよね。
赤ちゃんは、ママだけを頼りに生きている、ママの味方です。
ストレス解消は、直接大人に対してやりましょう。
なんならもう、携帯電話なんて着信拒否でいいです。
荷物がきたお礼の電話なんて、旦那にやらせればいいのです。
そんな大人へのイライラのために赤ちゃんを苦しめるなんて、もったいない!
赤ちゃんとママは、最強のチームです。
産まれてからも当分、ママの最強の味方ですから。
誰かに言われるからとかではなく、赤ちゃんのためにたばこはやめましょう。
もちろん、お酒も、ね。
「風疹」のエピソードについて
「予防接種さえしておけば防げる、悔しい病気」。
漫画版でも、これは語られていました。
コミックの中では、妊娠初期に風疹にかかると、障害の起こる可能性は80%と明言されています。
予防接種さえみんながきちんとしていれば、風疹が流行していなければ、起こるはずのない病気です。
今は、自治体によって妊婦の旦那さんと、妊娠を予定している女性は風疹の予防接種に補助金がでるところもありますので、ぜひ予防接種を受けてください。
特に、妊娠を予定している女性は、一刻も早くです。
妊娠してしまったら、予防接種は受けられません。
妊娠初期の血液検査で、風疹抗体の有無は一発でわかります。
もし、ここで抗体がないことが分かったら、妊娠中の不安は計り知れません。
不安な妊婦生活を過ごさないためにも、ぜひ夫婦一緒に予防接種を受けるようにしましょう。
「コウノドリ」の原作コミックを読む、ドラマをオンデマンドで観るには
シーズン1「コウノドリ」(2015)は、こちらで見られます。
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「コウノドリ」の原作に興味を持った方は、電子書籍でも読むことが出来ます。
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