当サイトでも、ご紹介してきた漫画「コウノドリ」が、ドラマになってスタートしました。
俳優さんや視聴率などのお話は専門のサイトにおまかせして、ママ目線で感想とマンガシリーズとの関係などをまとめてみます。
今回は第二話の内容について。
ドラマ「コウノドリ」とは
TBS系列 金曜日夜10時から放送中。
鈴ノ木ユウ氏がモーニング連載中の『コウノドリ』(講談社刊)を原作とした、綾野剛主演のドラマです。
ドラマ「コウノドリ」第二話
10/23、よる10時より放送。
ドラマ第一話については「ドラマ版「コウノドリ」第一話。漫画版との関係とママ的感想」どうぞ。
漫画版「コウノドリ」との関係
今回のメイン、交通事故に遭う妊婦の話は、「コウノドリ3巻」の「救急救命<前編>」と「コウノドリ4巻」の「救命救急<後編>」の内容です。
登場人物の名前が「今井」さんのところが「永井」さんになっていたり、奥さんが「メグ」さんなのが「ハル」さんになっていたり、すき焼きじゃ無くてお寿司だったりとちょっと変化がありますが、ほぼ同じ内容です。
漫画版のほうでは、妊婦さんのご両親も結構しっかり出てきますね。
実は、漫画版のほうがご主人のお母さんがえぐいことを言っています。
テレビドラマ的には、もうちょっと当たり障りのない表現に代えていましたので、ちょっとインパクトが弱まったかな、という感じ。
ちょこっと入り込んでいたタバコがやめられない妊婦の話は、「コウノドリ2巻」の「喫煙妊婦<前編>」のエピソードです。
ちなみに、子宮をとるとらないでもめていた帝王切開の妊婦の話も、このエピソードの中に出てきます。
この「喫煙妊婦」のエピソードが、四宮先生の過去におおきく関わってくるお話になりますので、おそらく第三話でぐぐっとストーリーが進むのではないでしょうか。
ドラマ版「コウノドリ」2話の感想
船越先生があまりダジャレを言わないので、存在感が薄いですねぇ……。
というのは置いておいて、今回も赤ちゃんたち、頑張っていましたね。
ほぼ新生児の状態でドラマ出演するって、大変そう……。
ちなみに出演した赤ちゃんたちの情報は公式ページのなかのゲスト紹介に載っています。
「救急救命」のエピソードについて
今のところ「コウノドリ」シリーズの中で、個人的には泣いてしまうエピソードトップ3に入っています。
妊娠したことのある女性なら、たぶん誰でも「ああ、とっさにお腹かばうよね……」というのは、納得できるのではないでしょうか。
ショッキングな結末なので、あまりにも……という話もありますが、ママの視点からしたら、これはハッピーエンドなのではないかと思います。
おそらく、ドラマの制作陣はハッピーエンドとして作ったのではないでしょうか。
そう考えるのは、漫画版にあった奥さんが亡くなったことへのお悔やみの言葉ではなく、赤ちゃんが生まれたことへの「おめでとうございます」という言葉が印象的だったからです。
赤ちゃんも一緒に亡くなってしまうのが最悪の結末です。
一緒に育てられないのは本当に悔しいけれど、亡くなったママにしてみたら、赤ちゃんが無事に産まれてくれて、これほどうれしいことはなかったのではないでしょうか。
赤ちゃんが生きて幸せになってくれることで、自分が生きた意味も残せたと思えますし。
ママ的に、このエピソードでさらに気が重くなるのは、お姑さんの「完全に他人事、むしろ息子に迷惑かけてんじゃねぇ」的な考え方。
でも、これが現実だろうなーと思います。
自分の息子を思うがゆえの発言ですしね。
旦那さんが、ちゃんと奥さんを大切に思ってくれていて良かったです。
「コウノドリ」の原作コミックを読む、ドラマをオンデマンドで観るには
シーズン1「コウノドリ」(2015)は、こちらで見られます。
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