母乳で育てたいのに、上手に赤ちゃんが吸ってくれなくて苦労することありますよね。
赤ちゃんが吸ってくれない→母乳が作られない→吸っても出てこないから赤ちゃんが嫌がる→という無限ループ。
私も、第一子のときはこれで毎日泣いていました。
やっぱりなんとか母乳で育てたい!
そんなママに是非使ってみてほしいほ乳瓶があります。
私はこれで、完全母乳で卒乳まで持って行きました。
母乳育児がうまくいかない原因
母乳育児でつまずく大きな原因が、「赤ちゃんが上手に吸ってくれない」というものです。
これは、「赤ちゃんにやる気がない」「嫌がって吸い付かない」「吸い付きはするけど、上手にくわえてくれなくて痛い」など様々。
理由はなんであれ、目的はひとつ
原因はいろいろありますが、ママとしてはとにかく「母乳を飲んでほしい」ですよね。
たとえミルクを足していたとしても、母乳をメインにしていきたいという場合、ほ乳瓶とのつきあい方が問題になってきます。
母乳よりもほ乳瓶のほうが飲むのが楽
赤ちゃんにとって、母乳はよく「シェイクを飲むくらい」のパワーがいると言われます。
母乳を飲んでいる赤ちゃんをみるとわかるのですが、結構必死です。
夏場は汗びっしょりになるくらい重労働です。
一方のほ乳瓶、一般的なほ乳瓶はひっくり返すと、乳首の先からぽたぽたとミルクがこぼれてきますよね。
つまり、「何もしなくても口の中に入ってくる」ので、超楽ちんなのです。
赤ちゃんは案外賢い
赤ちゃん、実は結構頭がいいので、母乳よりほ乳瓶のほうが楽だと気づくと、母乳を飲んでくれなくなってしまうことがあります。
母乳とほ乳瓶は舌の使い方が違う
母乳を飲むとき、赤ちゃんはママの乳首を上あごのくぼみに入れて、上手に搾り取るように飲みます。
が、何もしなくても出てくるほ乳瓶では、こんなことをする必要がないのです。
なので、ほ乳瓶を使っていると「乳頭混乱」という状態をおこして、さらに母乳が飲めなくなってしまうことも。
母乳を飲む練習になるほ乳瓶
この「母乳相談室」は、直接授乳の練習用として使われるほ乳瓶。
搾乳ができる状態なら、搾乳した母乳をこのほ乳瓶で飲ませてあげてください。
これで、乳頭混乱のリスクを低くすることができますし、このほ乳瓶で練習することで、少しずつ赤ちゃんも母乳の飲み方が練習できるようになっています。
大切なこと
どんな場合でも、まずは直接授乳をためしてから、足りない分を搾乳もしくはミルクで補ってください。
先に直接授乳することがとても大切です。
乳首が切れて血が出ていても、そのまま飲ませてかまいません。
(もちろん、ママが痛くて辛い場合は、搾乳して与えてください。
私の場合、搾乳した母乳に血が混じってイチゴミルク状になっていましたが、そのまま与えてOKといわれました)
普段完全母乳の赤ちゃんにも
母乳育児が順調な赤ちゃんでも、一時的に預けなきゃいけない場合や、少しパパに授乳を代わってもらって休みたいときなど、ぜひこのほ乳瓶を使ってみてください。
初ほ乳瓶でも、比較的スムーズに飲んでくれると思います。
まとめ
・赤ちゃんはほ乳瓶になれると母乳を吸ってくれなくなることがある
・なるべく乳頭混乱が起きないほ乳瓶をつかいましょう
・母乳相談室なら、母乳を吸う練習をしながらほ乳瓶で搾乳やミルクが飲めます