できれば母乳で育てたい。
多くのママが望むことですが、なかなか思うように行かないのが母乳育児。
母乳が足りないと、赤ちゃんも辛いし、おなかが減って眠れない赤ちゃんを抱えたママも、本当にしんどいですよね。
母乳を増やすのに有効な3つのポイントをお話します。
母乳が足りなくて悩むママは沢山います
多くのママが、母乳育児をしながら、「もっとたくさんおっぱいが出たら……」と悩んでいます。
私もなんとか母乳を増やそうと、色々試行錯誤を繰り返しました。
ママ友でも、「本当は母乳だけで育てたいけど、足りなくてミルクを足している」という人が沢山います。
それだけ多くのママの悩みなんですよね。
大丈夫、あなただけじゃないんです。
母乳が足りないと…
母乳が足りないと、お腹が減って、赤ちゃんがぐっすり眠れません。
↓
赤ちゃんが寝てくれないと、ママも休息がとれません。
↓
ママの休息がとれないと、母乳が出にくくなってしまいます。
これがずっと魔のスパイラルになってしまうのです。
ママも、赤ちゃんも、すごくしんどい状況ですよね。
母乳の出をよくするには…
沢山悩む人がいると言うことは、沢山の解決方法があるということ。
できるところから、いろんな手法を試してみてください。
しっかりご飯を食べること
簡単そうで、一番難しいのがこれ。
赤ちゃんのお世話に精一杯になっていると、自分のことがすっかり置き去りになってしまっていませんか?
母乳の原材料はママの血液です。
ママがしっかりエネルギーをとっていないと、母乳も出なくなってしまいます。
おすすめは、おにぎりでいいので、しっかりと白いご飯を食べること。
「母乳が出ない」と悩んでいる場合は、ちょっとカロリーの高い甘いものを食べてみてもいいかもしれません。
私は「たい焼き」を毎日一個食べていました(ただ食べたかっただけ……)が、甘いものって血糖値が上がるので、頭もすっきりするし、ちょっと幸せな気分も味わえるしで、おっぱいが詰まりやすい人以外にはおすすめです。
(母乳育児推進の方々には怒られるかもしれませんが、「根菜!和食!」とこだわりすぎてストレスをためていると、出るものもでません。
母乳育児の大敵は、なによりもストレスです。ゆるくゆる~く、食べたいものを食べていきましょう!)
なるべく休息をとること
これまた「ムリだよ!」と思いましたね?
ですよね。
難易度がとても高いのですが、どんなに寝ない赤ちゃんを抱えていても、不可能ではありません。
ポイントは、赤ちゃんが寝たら自分も寝る! のみ。
抱っこしていないと寝ないのなら、抱っこしたままイスにもたれて眠る。
このとき、赤ちゃんが転がり落ちないように、周りをクッションや座布団で支えることをわすれずに。
パパやおばあちゃんに預けられるのなら、30分だけでいいから見て貰って、おふとんに横になる。
30分でもかなり体力は回復します。
肩まわりの筋肉をほぐすこと
首から肩にかけての筋肉が凝り固まっていると、血行が悪くなっておいしい母乳がでません。
肩胛骨を動かすように大きく腕を回してみたり、首をゆっくりと回してみたりと筋肉のこりをほぐしてあげてください。
可能であれば、赤ちゃんと一緒に出来るヨガや体操教室などに参加すると、身体も軽くなりストレスも解消できて一石二鳥です。
身体を暖めること
できれば、産後一ヶ月が過ぎたらお風呂は湯船につかること。
自分が一番最後に入れれば最高です。
なぜなら、お風呂の中でおっぱいマッサージができるから。
湯船につかりながら、おっぱいを根元から揺らしてあげるようにして、乳輪の部分を優しくつまんで母乳を絞ります。
身体が暖まっていると母乳が出やすくなるので、このマッサージでおっぱいの出る穴を増やすことができます。
母乳が出る穴が増えることで、母乳の量も当然ながら増えていきます。
詰まっている場合も、絞りながらしこりになっている部分を優しく押さえてあげると、うまくいけば解消できます。
気がつくとすっかりミルク風呂になっていたりしますが、お肌には良いので大丈夫。
最後にしっかりシャワーをあびて上がってください。
暖かい飲み物を飲むこと
できればノンカフェインのお茶やハーブティーがおすすめです。
コーヒーが好きな方は、ノンカフェインコーヒーでもいいと思います。
母乳の元はママの血液です。
ママが脱水気味だと、母乳の量は増えません。
しっかりと水分を摂るのは特に重要。
ハーブティーが苦手でなければ、母乳を増やしてくれるブレンドのハーブティーもあります。
AMOMAミルクアップブレンドは、フェンネル、フェヌグリーク、たんぽぽ(根)、レモンバーベナ、ネトル、クリーバーズ、レモングラス、 ジンジャーが配合された、もちろん授乳中でも安心のハーブティーで、100%有機栽培のオーガニック。
身体が暖まって血行も良くなるので、母乳の出を良くしてくれます。
ママのリラックスにも役立つので、一石二鳥。
ハーブティーが苦手な場合は麦茶や白湯でもいいので、なるべく暖かい飲物で、身体を中から温めてあげてください。
ママの身体が暖まると血液の流れが良くなるので、母乳のでも良くなっていきます。
まとめ
・母乳不足は多くのママが悩むこと
・ご飯をしっかり食べ、ストレスをためずに、こりをほぐして、身体を温め、水分をとるべし