ミルクを飲ませていたらケホケホとむせて苦しそうにしたり、せっかく飲んだミルクをゲポっとはき出してしまったり……そんなお悩み、ありませんか?
うちの子、毎回むせるのよね……なんてお悩みを抱えているママ、ほ乳瓶をちょっと変えてあげるだけで、赤ちゃんもママ&パパもぐんと楽になるかもしれません。
赤ちゃんがミルクを飲む姿勢が大事
赤ちゃんがミルクでむせたり、吐き戻したり、繰り返す中耳炎の原因にもなるのが、ミルクを飲むときの姿勢です。
簡単な実験をしてみます
簡単なので、一度試してみてください。
1.お水をコップから一口分口の中へ(まだ飲み込まない)
2.天井を仰ぐか、仰向けに寝転がる
3.お水を飲み込む
どうでしょう?
ものすごく飲み込みにくいと感じませんでしたか?
油断すると気管に入ってしまいそうではありませんか?
……でも、この姿勢、どこかで見たことがありますよね?
そう、ほ乳瓶でミルクを飲む赤ちゃんの姿勢です。
大切なのは、身体を起こした状態で飲むこと
次に、普段通り身体を起こした状態で、お水を飲んでみてください。
スムーズに飲めますよね?
赤ちゃんも一緒で、ある程度上体を起こした姿勢で飲むと、飲みやすくなります。
また、赤ちゃんは鼻と耳が近いため、仰向けでミルクを飲むと耳へながれこんで「頭位性中耳炎」になりやすいと言われています。
身体を起こして飲むことで、すんなりと食道を下っていけるため、中耳炎も防ぐことも出来るのです。
目標にするのは、母乳を飲むときの姿勢。
新生児期以外は、ある程度身体を斜めに起こした状態で飲みますよね。
一般的なほ乳瓶は身体を起こして飲むようには作られていない
普通のほ乳瓶は、身体を斜めにした状態だと上手に飲めません。
特に最後の方は、完全に仰向けにしないと最後まで飲ませることができませんよね。
赤ちゃんの姿勢を考えられて作られたほ乳瓶
グッドデザイン賞や、キッズデザイン賞を受賞している「Bettaの哺乳瓶」は、不思議なカーブが特徴。
デザイン性もスタイリッシュなのですが、このカーブの本当の目的は赤ちゃんがミルクを飲むのを楽にすること。
哺乳瓶にカーブがついていることで、赤ちゃんが身体を起こしていてもスムーズにくわえることができます。
また、このカーブに沿って泡は上の方へ上がっていきますので、赤ちゃんが飲む部分に泡が入ってきません。
つまり、赤ちゃんが泡を飲む確率が減るので「空気を飲み込まない=ゲップが少なくて済み、吐き戻すことも減る」というメリットもあります。
Bettaの哺乳瓶
Bettaの哺乳瓶は、ガラス製・プラスチック製(PPSU、トライタン、ポリプロピレンの3種)と、様々な種類が用意されています。
やはり哺乳瓶といえばガラス製が安心なのですが、お出かけのときなどは軽いプラスチック製のほうが便利。
すでに哺乳瓶を購入してしまっている方も「お出かけの時は落ち着いて授乳できないから、飲ませやすいBetta製を…」という選び方も出来ます。
乳首も母乳を飲むのに近い「ブレイン乳首」と、飲む力が弱い子でも大丈夫な「スタンダード乳首」の二種類があって、赤ちゃんの様子によって選ぶことが出来ます。
赤ちゃんの飲みやすい哺乳瓶を使って、ママもパパも、赤ちゃんも楽しいミルクタイムを過ごしてくださいね。